皆さんは《マジック・ハンド》をご存じだろうか。
《マジック・ハンド》は、相手がデッキからカードを手札に加えた時に発動できる妨害兼バーン効果を持つモンスターである。相手のサーチをけん制できるユニークな性能を持つ一方で、自身を特殊召喚する手段を持たず、活躍させるには工夫が必要なカードでもあった。
しかし、『ビヨンド・ザ・ブレイブ [BEYOND THE BRAVE]』で登場した《ミズティックコール》の登場により、《マジック・ハンド》の展開手段が増え、採用価値が大きく向上した。
本記事では、《マジック・ハンド》の効果や使い方、《ミズティックコール》との相性、採用できるデッキについて詳しく解説する。
《マジック・ハンド》ができること
・相手のサーチしたカードを墓地へ送る
・ 800ダメージを与える
・ 《ミズティックコール》等で相手ターン前に妨害を構えられる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード種類 | 効果モンスター |
| ロマン性 | ★★★☆☆ |
| 汎用性 | ★★★☆☆ |
| 爆発力 | ★★☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| おすすめデッキ | 魔法使い族デッキ、下級モンスターの展開が得意なデッキ |
《マジック・ハンド》《ミズティックコール》を今すぐチェック
■ カード基本情報
マジック・ハンド
効果は1つだけだが、相手がサーチしたカードをそのまま墓地へ送る珍しい妨害効果を持つ。サーチを多用する現代遊戯王では、展開を妨害しながらダメージも与えられる点が最大の魅力である。
ミズティックコール
効果は2つ。
① 手札から他の魔法使い族モンスター1体か魔法・罠カード1枚を捨てて自身を特殊召喚。
② このカードが召喚・特殊召喚した場合、デッキから魔法使い族・レベル4モンスター1体を除外し、エンドフェイズに除外したモンスターを手札に加えるか特殊召喚。
レベル5であるものの、①の効果で自身を特殊召喚でき、そのまま②の効果に繋げられる。②の効果で一時的に除外するもののデッキから魔法使い族・レベル4モンスターのサーチまたは特殊召喚が可能だ。
■ 《ミズティックコール》で《マジック・ハンド》を特殊召喚
基本的な使い方はシンプルで、《ミズティックコール》の②の効果で《マジック・ハンド》を特殊召喚するだけである。
《ミズティックコール》の②の効果で手札に加える・特殊召喚することができるモンスターは多岐に渡るが、ネックなのが手札に加える・特殊召喚するタイミングが発動ターンのエンドフェイズと遅い点だ。そのターンの展開が終わったタイミングで除外したモンスターが戻ってくるので、除外要素を利用しない限りはメインフェイズの展開のサポートにはならない。
そこで、《マジック・ハンド》の出番である。
《マジック・ハンド》の効果は妨害効果という性質上、基本的には相手ターンの方が発動機会は多いと考えられる。エンドフェイズに特殊召喚さえできれば、相手ターンの妨害の一手として十分に利用可能だ。
■ 「白き森」なら《ミズティックコール》の効果コストに困らなそう
《ミズティックコール》は①の効果で手札から他の魔法使い族モンスター1体か魔法・罠カード1枚を捨てて自身を特殊召喚できるので、コストになるカードさえあれば、特殊召喚自体は容易に行える。
「白き森」は魔法使い族を中心とした展開が可能なテーマであり、テーマ内にもレベル4魔法使い族が存在する。《白き森のいいつたえ》や《白き森の罪宝》等はコストで墓地へ送られても再利用しやすく、《ミズティックコール》のコストを自然に確保できる。その為、《マジック・ハンド》を無理なく採用できる候補デッキの一つと言える。
■《マジック・ハンド》を再利用する方法
《マジック・ハンド》の弱点としては表側表示で存在する限り、効果の発動は1度のみという点だ。効果を再利用するなら、一度墓地へ送り蘇生する方法が扱いやすい。
《黒魔族復活の棺》を採用すると、効果使用済みの《マジック・ハンド》を相手の召喚・特殊召喚したモンスターとともに墓地送りしつつ、その後、効果が使用可能な状態の《マジック・ハンド》を蘇生する戦法がとれる。
また、《滅びの黒魔術師》と《クロシープ》が並べられるデッキであれば、《クロシープ》のリンク先に《滅びの黒魔術師》を特殊召喚することで、墓地の《マジック・ハンド》を蘇生することができる。
| カード | 役割 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 《ミズティックコール》 | 《マジック・ハンド》展開 | ★★★★★ |
| 《白き森のいいつたえ》 | コスト | ★★★★☆ |
| 《白き森の罪宝》 | コスト | ★★★★☆ |
| 《黒魔族復活の棺》 | 《マジック・ハンド》再利用 | ★★★★★ |
| 《クロシープ》 | 《マジック・ハンド》蘇生 | ★★★★☆ |
■まとめ
《マジック・ハンド》単体で展開面に課題を抱えるものの、安定してフィールドに構えられれば相手にとっては厄介なモンスターとなるだろう。相手ターンに向け妨害を構えられる点は現代遊戯王でも十分魅力的であり、「白き森」を始めとした魔法使い族デッキでは採用を検討できる1枚と言えるだろう。
《マジック・ハンド》はサーチメタとしてはもちろん、《ミズティックコール》による展開手段を得たことで、現代でも十分採用を検討できるカードとなった。
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