2025年09月27日発売の新パック WORLD
PREMIERE
PACK
2025 にて登場した、爬虫類族テーマ「巳剣（ミツルギ）」。
海外で先行して登場したテーマだが、日本でも関連カードの高騰が話題となる程人気のようだ。
爬虫類族は長らくの間、強化に恵まれない不遇な種族という印象であったが、「溟界」や今回の「巳剣）」のような爬虫類族テーマの登場で種族内のパワーが徐々に上がってきている気がする。
さて、今回は盛り上がりを見せつつある爬虫類族の中から、マイナーカード界の有名どころ《ナーガ》をご紹介！
《ナーガ》
引用：ナーガ | カード詳細 | 遊戯王ニューロン(オフィシャルカードゲーム カードデータベース)
初収録：Mythological
Age－ 蘇りし魂 －
デッキで発動！？唯一無二の特殊能力！
《ナーガ》最大の特徴（と言っても効果は一つだけだが…）は効果の発動条件が自身がデッキへ戻ること、という点で、この発動条件が《ナーガ》の活用を難しくする大きな要因でもある。
効果はデッキからレベル３以下のモンスター１体を特殊召喚する、というものでかなり幅の広いリクルート効果となっており、発動できさえすれば強力な効果と言える。
とりあえずデッキに戻せ！
近年、下記のようにフィールドの《ナーガ》をデッキに戻す手段が登場しており、《ナーガ》を活用したデッキ構築においては展開の可能性が広がりつつあるはずだ。
・《無垢なる者 メディウス》・・・自分の手札・フィールド（表側表示）からモンスター１体をデッキに戻し、墓地から自身を特殊召喚する。
「アルトメギア」デッキにおけるキーカードであり、今後のテーマとともに強化が見込める。展開の中でモンスターを戻しやすく、《ナーガ》を使用する者にとっては画期的な１枚。
・《夢現の寝姫－ネムレリア・レアリゼ》・・・自分フィールドのモンスター１体を対象として発動。そのモンスターをデッキの一番下に戻し、手札から自身を特殊召喚する。
こちらは「ネムレリア」のカード。手札に存在する必要があるが、手軽にモンスターをデッキに戻すことが可能だ。効果の使用前後に動きの制約がない為、全体的に使いやすいカード。
また、上記のカードと比較すると使いずらさが目立つが、他には下記のようなカードもある。
・《地縛神 Wiraqocha Rasca》・・・召喚に成功した場合、相手の手札の数まで自分フィールドのカードを最大３枚まで持ち主のデッキに戻す。その後、戻した数だけ相手の手札をランダムに選んで捨て、このカードの攻撃力は捨てた数×１０００アップする。
最強の《地縛神 Wiraqocha Rasca》は最大で３体の《ナーガ》を一度にデッキに戻すことができる。能動的に多くの《ナーガ》をデッキに戻せるカードとして見逃せない１枚だ。
・《強制退出装置》・・・お互いに自身のモンスター１体を選び、持ち主のデッキに戻す。
単体で見ても意外と使い時がありそうな効果だが、罠カードの為、発動までのラグがあり、《ナーガ》の効果発動からの展開を考えると使い方が難しい。《トラップトラック》のような通常罠カードをサポートするカードが入るデッキであれば併せて投入を検討しやすいかもしれない。
発動できれば可能性は無限大！
カテゴリに属するモンスターであれば、カテゴリ内サーチ、リクルート効果が存在することは珍しくない。
《ナーガ》及び《ナーガ》をデッキへ戻すギミックをデッキに搭載するまでもない場合もも多いとは考えられるが、しかし、レベル３以下のモンスターをデッキから特殊召喚でき、幅広いモンスターの展開が可能な効果は他のカードにない大きな魅力だ。
特殊召喚先は範囲があまりに広い為、様々なデッキで《ナーガ》を活躍させてほしい。
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