皆さんはデッキを構築するなかで、いつの間にか罠カードがほとんど抜けていた、といった経験はないだろうか。
昨今の遊戯王OCG環境では罠カードに割く枠が2~3枚であることや、1枚も入れていないということは珍しくないのではないだろうか。
しかし、効果を十分に発揮できれば、令和の遊戯王においても活躍できるはず。
罠カードの性質上、発動可能になるまでのタイムラグはあるものの強力なカードは多い。
なかでも、カウンター罠はスペルスピード3でルール上《フルール・ド・バロネス》、《虹光の宣告者》等の妨害効果持ちのモンスターに対しての強みを持っている。そこで今回は様々なデッキで使えそうな汎用性が高いおすすめカウンター罠を紹介、解説していく。
※なお、「神の~」シリーズは有名なので、今回は除外した。
■ カウンター罠 おすすめ8選
無償交換(リコール)
《無償交換》は相手モンスター効果の発動を無効にするというシンプルな効果。魔法・罠カードの発動を無効にし破壊するカードに《魔宮の賄賂》があるが、それのモンスター効果妨害版となっており、相手に1ドローさせる点も同じ。
見切りの極意
《見切りの極意》は相手の墓地のカードと同名のカード効果の発動を無効にし破壊できる。
《灰流うらら》や《増殖するG》等の手札誘発効果モンスターであれば、コストで自身を墓地へ送ることになるので、このカードで対策可能である。《墓穴の指名者》が2026年7月時点で禁止カードである為、代替カードとしての利用も検討できる。
また、墓地に同名カードがないカードに対しては無力だが、カードデッキの展開の要となるカードは複数枚積みされていることが多いので、全く使い道がないという事態は置きづらいだろう。ライフコストがないので、デュエル中盤~終盤でも使いやすいのは良い。
透破抜き
《透破抜き》は手札・墓地のカードと同名のカード効果の発動を無効にし除外する。《見切りの極意》とはライフコストなく手札誘発カード対策として使える点で似ているが、こちらは発動を無効にしたうえで無効にしたカードを除外するので、再利用されづらい点が魅力だ(相手のデッキタイプによっては除外しない方が良い場合もあるかもしれないが)。
《見切りの極意》とは違い、モンスター効果に対して限定であったり、フィールドでのモンスター効果の発動に対しては発動できなかったりと一長一短なので、よりデッキに合った方を選ぼう。
昇天の剛角笛(しょうてんのグレイトホーン)
は相手メインフェイズのモンスターの特殊召喚を無効にし破壊しつつ、その相手メインフェイズを強制終了させるカード。
相手に1ドローさせてしまうが、強制的にバトルフェイズまたはエンドフェイズに移行させられるので、メインフェイズ1で発動した場合、メインフェイズ2で再度行動可能ではあるが、大量展開からの総攻撃、といった事態を防ぐことができる。
また、《密林の狩猟者フザン》や《ザ・ロック・オブ・ウォークライ》のようにバトルフェイズで効果を発動できるカードと組み合わせると良さそう。
一撃離脱(パルティアンショット)
《一撃離脱》はバトルフェイズ終了時にそのターンのエンドフェイズに強制移行させるカードだ。
発動タイミングがバトルフェイズ終了時と戦闘を回避することができないのは難点だが、発動に成功した場合の強制力は強い。相手モンスターの直接攻撃で戦闘ダメージを受けるとエンドフェイズに移行する《閃光弾》があるが、あちらは通常罠カードである為、カウンター罠である点で差別化したいところ。
前述の《昇天の剛角笛》と組み合わせれば、メインフェイズを中断させた後、バトルフェイズからエンドフェイズに強制移行させられる。(再現性は度外視するものとする。)
重力崩壊
《重力崩壊》はシンクロモンスターをコストに相手の召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊する効果を持つ。このカードの特筆すべき点は、そのターン中の相手の召喚・反転召喚・特殊召喚を止めることができる点だ。
シンクロモンスターが必要となるが、効果の処理に成功すれば、相手は満足に展開ができず、守りが手薄な状態でターン終了せざるを得なくなるのでリターンは大きいと言える。
特に「白き森」デッキでは、シンクロモンスターの再利用が容易なうえ、《白き森の妖魔ディアベル》の効果で《重力崩壊》を墓地から回収できるので、何度も発動を狙うことができる。
龍皇の波動
《龍皇の波動》は相手のフィールドのモンスター効果発動を無効にし破壊するという扱いやすい効果となっている。前述の《無償交換》のように、フィールド以外のモンスター効果の発動には対応していないが、コストなしで使えるのは嬉しい点だ。
さらに、追加で自分の手札のモンスターを1体除外しうつ、破壊して墓地へ送ったモンスターを効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する効果を適用でき、実質的なコントロール奪取効果としても機能する。追加効果の適用は手札消費が激しくなるので、状況に応じて使わない選択肢もとれる判断力が重要となりそうだ。「メタファイズ」のように除外をギミックに利用するタイプのデッキであれば、別の効果の発動トリガーとなり得るので、除外を真の目的として使用するのも面白いかもしれない。
時空穿つ遡光 (アニヒレート・レトログライト)
《時空穿つ遡光》はこのターンに召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターを除く、相手が発動したフィールドのモンスターの効果の発動を無効にし、このターンに召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターを除く、相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側で除外する、という珍しい除去を兼ね備えたカードだ。
後攻であっても、このカードを伏せた次のターンに相手の盤面を崩すことができ、除去も裏側除外と強力な効果となっている。また、セット状態のこのカードが相手に破壊されるとデッキから罠カードを1枚セットできる効果付きなので、デッキに2枚入れておくとより安定して発動できそうだ。この罠カードセット効果は罠カードであれば良く自由度がかなり高い。罠モンスター主体のデッキで採用すると柔軟な戦い方ができて面白いかもしれない。
■カウンター罠を安定して起動する為に
発動の無効化がされにくいのは、カウンター罠の大きな強みではあるが、発動可能なタイミングになるまでが遅いという明確な弱みも持っている。
枠があれば、《パーシアスの神域》、《天獄の王》等のセットカードの破壊防止効果持ちのカードの採用も検討すると良いだろう。
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■ まとめ
近年、通常罠カードや永続罠カードのサポートカードは増えており、扱いやすさは上がっている一方、カウンター罠は恩恵を受けられていない印象を受ける。
しかし、カウンター罠にはルール上の強みがあるのも事実なので、積極的に使ってカウンター罠ジャンキーになろう。
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