ついに2025年10月以降のリミットレギュレーションが公開された。
環境デッキ関連カードが規制されるなか、今回《エクリプス・ワイバーン》が唯一禁止から制限緩和された。
《エクリプス・ワイバーン》は光属性または闇属性のドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体を除外を介して手札に加えられる効果を持っており、制限カードでも十分能力を発揮できる効果となっている。
今回はそんな禁止から帰ってきた《エクリプス・ワイバーン》が禁止カードに指定されていた期間で登場したカードの中から、《エビルナイト・ドラゴン》、《クレセント・ドラゴン》がリメイクされて帰ってきたモンスター2体をご紹介!
どちらも《エクリプス・ワイバーン》の効果で手札に加えられるモンスターとなっている。
《邪悪龍エビルナイト・ドラゴン》
引用:邪悪龍エビルナイト・ドラゴン | カード詳細 | 遊戯王ニューロン(オフィシャルカードゲーム カードデータベース)
初収録:アライアンス・インサイト [ALLIANCE INSIGHT]
何度も蘇る執念!
《邪悪龍エビルナイト・ドラゴン》の特徴はなんといっても戦闘で破壊された時に相手フィールドのモンスター1体を墓地へ送れる効果だ。さらに、相手モンスターを墓地へ送ればそのまま自身は復活するという邪悪さを備えている。対象はとるものの、効果破壊できない相手モンスターにも通用する点も強力だ。
この効果には同名カードへの1ターンでの使用制限がない為、戦闘破壊され続ければ、何度も相手モンスターを墓地へ送り、復活可能だ。
攻撃力2350と攻撃力はそこそこあるので、相手の高攻撃力アタッカーを処理する役割が適していると言える。
ただ、昨今の遊戯王は妨害効果を備えたエース級のモンスターを並べることが多いので、一度効果を通すところまでに苦労するかもしれない…。
闇!リリース!
また、①の自身を特殊召喚する効果では自分の手札・フィールドの闇属性モンスター1体のリリースを要求するが、《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》と組み合わせることで、相手モンスターをリリースしながら特殊召喚が可能となり、②の効果と合わせて相手の盤面を一気に崩すことが可能だ。
闇属性のリリースに反応して、手札・墓地から特殊召喚できる《闇黒の魔王ディアボロス》とも相性が良く、《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を中心としたデッキで活躍が見込める。
《月牙龍-クレセント・ドラゴン》
引用:月牙龍-クレセント・ドラゴン | カード詳細 | 遊戯王ニューロン(オフィシャルカードゲーム カードデータベース)
初収録:レガシー・オブ・デストラクション [ LEGACY OF DESTRUCTION ]
終わった頃にやってくる!
次は《月牙龍-クレセント・ドラゴン》のご紹介。
①の効果は自身を手札・墓地から特殊召喚できる効果でなんとコストなし!
便利~と思いきや発動タイミングはエンドフェイズ。さらに、この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合にデッキの一番下に戻るので、その後はまた手札・墓地に存在する状態をつくる必要があるという癖がなさそうでそれなりに癖のあるモンスター(筆者の感想です)。
2体で使いまわせ!
しかし、②の効果と組み合わせると独特な動きができる。
②の効果は手札を1枚コストとして、デッキからドラゴン族・闇属性・レベル7モンスター1体を手札に加える効果。つまり自身と同名モンスターを手札に加えることができ、フィールドの《月牙龍-クレセント・ドラゴン》がデッキ戻った後、2体目の《月牙龍-クレセント・ドラゴン》で1体目を再度手札に加える動きが可能だ。これにより、エンドフェイズには《月牙龍-クレセント・ドラゴン》を安定して、フィールドに出し続けることができ、次ターンへの布石とすることができる(?)。
また、サーチ先は《月牙龍-クレセント・ドラゴン》でなくても良いので、《邪悪龍エビルナイト・ドラゴン》や《ノクトビジョン・ドラゴン》、《真紅眼の鋼爪竜》等のモンスターを手札に加え、他の展開の補助として機能する。
自身に妨害・除去効果がない分、特殊召喚のしやすさでフィールドの安定性を高めよう。
《エクリプス・ワイバーン》で持ってくるか、はさておき独特な効果を持った2体の「いぶし銀」モンスター。
様々なデッキで活躍させてほしい。

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