2025年12月20日(土) 発売予定のDUELIST
BOX
– PRISMATIC
SUMMON
–に幻想魔族となった「サクリファイス」、《ナイトメア・アイズ・サクリファイス》が収録されることが判明し、2025年10月25日発売の バースト・プロトコル[BURST PROTOCOL] では幻想魔族専用の《おろかな埋葬》効果を持つ《幻惑の操手(ナイトメア・ハンド)》が登場した。
OCGで幻想魔族が登場してから早2年半、種族としての力がついてきたように思える。
今回は徐々に増えつつある幻想魔族の中で、最初期に登場し、《幻惑の操手(ナイトメア・ハンド)》にも描かれている《幻惑の魔術師(ナイトメア・マジシャン)》をご紹介!
幻惑の魔術師
引用:幻惑の魔術師 | カード詳細 | 遊戯王ニューロン(オフィシャルカードゲーム カードデータベース) 初収録:デュエリスト・ネクサス [ DUELIST NEXUS ]
最古参!なのに影が薄い?
このカードは「キマイラ」デッキの展開の要である《ミラー ソードナイト》、《コーンフィールド コアトル》と同時に登場した最初期の幻想魔族モンスターだ。
効果も戦闘を介したコントロール奪取とカード破壊効果を備えており、相手を惑わせるような幻想魔族のイメージを強く出した正当派デザインとなっている。(筆者の感想です。)
しかし、「キマイラ」デッキが注目されていた為か、そんなに話題に上がらないモンスターという感じがした。
さらにその後、自己特殊召喚効果+幻想魔族の万能サーチ効果を持つ弟子枠の《幻惑の見習い魔術師》が登場し、2025年11月時点では。幻想魔族主体のデッキでは弟子しか見ないことが多いというありさまである。
侮るなかれ!盤面をひっくり返すコントロール奪取&破壊
自身を特殊召喚する効果を持たない最上級モンスターとはいえ、ステータスや効果は優秀である。
②のコントロール奪取効果は戦闘を介する必要があるが、幻想魔族特有の戦闘耐性により自身及び相手モンスターが戦闘破壊されない為、発動機会に困ることはなさそうだ。
また、③の自身以外のモンスターが攻撃するダメージステップ開始時に対象を取らないカード破壊効果があるので、②の効果で奪った相手で攻撃→③の効果で相手のカード破壊という流れで盤面を崩すことが可能であり、①②③の効果がきれいにつながる。
複数体並べて一気にフィニッシュ!
効果の発動に同名カードに対する制限は設けられていない為、複数展開すれば相手の盤面をがら空きにしつつ、そのままコントロール奪取したモンスターと攻撃して、ゲームエンドに持ち込むことも十分可能である。
特殊召喚モンスターではないので、豊富な召喚手段を用いて、複数体展開するのもありかも。
新カードと組み合わせて相手からモンスターを奪いまくれ!
新カード《幻惑の操手(ナイトメア・ハンド)》や幻想魔族テーマ「ヘカトンケイル」の持つコントロール奪取効果と合わせれば、相手モンスターを奪いまくれそうだ。
機会があれば、是非《幻惑の魔術師(ナイトメア・マジシャン)》を使ってみてほしい。




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